イスラエル軍戦闘機が、ヨルダン川西岸のモスクを空爆
10月 22, 2023 16:55 Asia/Tokyo
パレスチナ・メディアは、同国ヨルダン川西岸ジェニンの難民キャンプで大規模な爆発があったと報じました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる対イスラエル攻撃「アクサーの嵐」作戦開始から16日が経過し、パレスチナ抵抗勢力側がかつてない勝利を重ねる中、イスラエル軍は指導部の命令によりヨルダン川西岸の住宅地や医療施設、モスク、難民キャンプなどを攻撃しています。
ファールス通信によりますと、イスラエル軍は22日日曜未明、ヨルダン川西岸ジェニンにあるアンサール・モスクとこれに隣接したキャンプ内の住宅を爆撃しました。
ヨルダン川西岸にあるパレスチナ赤新月社によると、この攻撃でパレスチナ人2人が殉教、多数が負傷したということです。
一方、カタール国営衛星通信アルジャジーラによると、エジプト国境に面したガザ南端ラファ西部にある複数の民家が爆撃され、パレスチナ人13人が殉教したほか、多数が負傷しました。
一部の情報筋も、ガザ地区南部ハーンユヌスにある民家1軒が爆撃され、パレスチナ人3人が殉教、12人が負傷したことを明らかにしました。
パレスチナ保健省の発表によると、過去24時間で248人のパレスチナ人がイスラエル軍による攻撃で殉教しました。これにより、戦闘が始まってからの16日間では4400人以上が殉教し、そのうち1756人が子供、967人が女性だったということです。
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