WHO、「ガザの20の病院の活動が停止」
10月 23, 2023 19:44 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関の地域担当者アフマド・アルマンザリ氏が、「パレスチナ・ガザ地区内にある30の病院のうち、20箇所の活動が停止されている」としました。
カタール国営衛星放送局アルジャジーラが22日月曜、報じたところによりますと、アルマンザリ氏はこのことを明らかにするとともに、「ガザの各病院で、130人の子供が人工呼吸器を使っており、死の危険に晒されている」と語りました。
また、「これまでに数十台のトラックが人道支援物資をガザ地区内に搬入したものの、これは同地区の医療分野のニーズを満たすのに十分ではなく、医療崩壊により人道的惨事が発生している」と述べました。
こうした中、シオニスト政権軍は過去数時間にもガザ各地への攻撃を継続しており、これにより数十名のパレスチナ人が殉教、または負傷しています。
ガザ地区にあるパレスチナ保健省のアシュラフ・アルカドラ報道官は、「現在、ガザで活動を継続している全ての病院がイスラエルから退避警告を受けている」としました。
ファールス通信によりますと、アルカドラ報道官はこのことを表明すると共に、「アル・ムアムダニ病院爆撃よりもはるかに大きい最大規模の攻撃が行われる恐れがある」と語りました。
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