パレスチナ抵抗勢力ハマス、「イスラエルは開戦以来3万5000トンの爆発性物質をガザに投下」
11月 07, 2023 15:54 Asia/Tokyo
パレスチナ情報局のマアルフ局長が、「去る10月7日以来、シオニスト占領軍はガザ地区のパレスチナ住民に3万5000トンの爆発物を投下した」と語りました。
パレスチナ保健省は6日月曜夜、パレスチナ人の殉教者数に関する最新統計を発表し、10月7日以降、イスラエル軍の攻撃により1万0022人のパレスチナ人が殉教し、他2万5408人が負傷したとしました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、ガザ地区にあるパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのマアルフ情報局長は、同地区におけるシオニストの虐殺行為に国際機関が沈黙していることを批判し、「ガザ住民に対し、これまでに合計3万5000トンの爆発物が投下された。つまり、ガザでは1km²当たり82トンの爆発物が投下された計算になる」と語っています。
また、過去月間の殉教者および行方不明者の合計数が1万3000人にのぼったとし、「先月、シオニスト軍は222の学校及び、88の政府機関を破壊した」と述べました。
そして、先月7日にイスラエルが喫した敗北に言及し、現在も彼らが戦場でその敗北に苦しんでいるとし、「敵が被った人的・物的被害は、彼らが発表する数字をはるかに上回るものだ」としています。
さらにこの他にも、ガザの将来に対する国際信託統治制度の強制について警告するとともに、ガザの将来に関する西側と米国の全ての計画への反対を宣言し、「パレスチナ人は、自らの運命を自らが決めること以外は受け入れない」と語りました。
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