パレスチナ保健省が、イスラエルによるガザ病院での犯罪に国際調査要請

パレスチナ保健省は、ガザ北部の病院でシオニスト政権イスラエル軍が負傷者を殉教者の遺体と共に生き埋めにした、最近の犯罪に関して、国際調査を要請しました。

カタール衛星通信アルジャジーラは16日土曜、占領者政権イスラエル軍の兵士らがパレスチナ・ガザのカマル・アドワン病院で、その中庭に設営されていた避難民用のテントを破壊し、避難していた人々全員を殉教させたことを報じました。

パレスチナ保健省は17日日曜、「シオニスト政権軍は、カマル・アドワン病院を破壊した後、負傷者の一部を、殉教者の遺体とともに大きな穴に入れて生き埋めにし、恐ろしい方法で殉教させた。我々は、この件について国際調査を要請する」としました。

また、「シオニスト政権軍はさらに、同病院の中庭に医療スタッフを集めて、彼らのうち70人を逮捕しました。占領者政権軍がカマル・アドワン病院で行ったことは、民間人や医療スタッフに対する戦争犯罪である」と強調しました。

その上で、「シオニスト政権軍が、カマル・アドワン病院で犯した大量虐殺を含む戦争犯罪を、アル・オウダ病院でも同じ様に行うのではないかと懸念している」としました。

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