イラク抵抗組織が、シリアにある米の違法軍事基地を攻撃
1月 06, 2024 17:15 Asia/Tokyo
イラクのイスラム抵抗組織が、シリアに違法に設置されている米軍事基地2か所を攻撃したと発表しました。
ファールス通信によりますと、イラクのイスラム抵抗組織は6日土曜未明、シリア南部のアル・タンフ基地および北東部のアル・シャダディ基地にある違法な米軍基地を攻撃したと発表しました。
これらの攻撃の詳細については、まだ報告されていません。
今回の攻撃は、パレスチナ国民への支援の延長として行われたものです。
イラク抵抗組織はこれに先立つ2日前にも、シリア南部の米軍基地を攻撃したと発表していました。
イラクの抵抗組織は、パレスチナ抵抗勢力が昨年10月7日に「アクサーの嵐」作戦を行った当初から、パレスチナを支援する行動を始め、これまでにイラクやシリアにある米軍基地を、ミサイルおよび無人機で100回以上攻撃しています。
同組織はさらに、イスラエル政権の占領地である、紅海につながる港街のエイラートおよび地中海に面するカリシュ・ガス田の施設にも攻撃を行っています。
また、米軍当局者は4日木曜、イラクとシリアにある自軍の基地が昨年10月17日より少なくとも118回攻撃を受けたと語りました。