イスラエルの対シリア・テロ攻撃への反発が相次ぐ
複数の抵抗組織および、ジョージア西部のアブハジア自治共和国が、イランの軍事顧問ら4名を殺害したシオニスト政権イスラエルによるシリア首都ダマスカスへのテロ攻撃を非難しました。
イスラエルは20日土曜、ダマスカスを空爆し、イランの軍事顧問ら4名を殉教に至らせました。
アブハジア自治共和国のイナル・アルジンバ外相は、シリアに対するイスラエルの臆病な侵略を非難するとともに、これを国際法に反するものだとしました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスも、イスラエルによるダマスカスへの攻撃を強く非難しました。
ハマスは、「占領者の駆逐および、完全な国家主権を有し聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とする独立国パレスチナの樹立まで、抵抗勢力によるパレスチナ国民の抵抗への支援継続はシオニストが牛耳るイスラエル占領政権の行動とそのテロリズムなどに妨害されることはない」と強調しました。
また、もう1つの抵抗組織であるパレスチナ・イスラム聖戦運動も声明を発表し、イスラエルによる臆病なダマスカス攻撃を非難しました。
イランのキャンアーニー外務省報道官も20日、シオニストが引き起こした今回の侵略的犯罪行為を非難するとともに、これをシリアの領土保全と国家主権への侵害の繰り返してあるとしました。
キャンアーニー報道官は、「イスラエル政権によるイラン軍事顧問の暗殺は、このテロ政権と地域のテロ集団が、名だたるテロ組織ISISとの深く組織的につながっていることを如実に物語っている」と述べました。
そして、「イランは、これらの侵略的犯罪行為に対する政治的、法的、国際的な訴追に加え、適切な折に然るべき場所でイスラエルの組織的テロリズムに報復する権利を持つ」と表明しました。