米がシリア東部を空爆
(last modified Sat, 03 Feb 2024 10:26:02 GMT )
2月 03, 2024 19:26 Asia/Tokyo

情報筋によると、米軍が3日未明、シリア東部のマヤーディーンやブカマールなどの都市を空爆しました。

イルナー通信によりますと、シリアの各メディアは、この攻撃で両都市の少なくとも12の地域が空爆されたと伝えています。これ以外にも、マヤーディーン南東部で正体不明の航空機による攻撃があったということです。

今回の米軍による攻撃で、これまでに少なくとも10人が死亡、18人が負傷したとされています。そのうち3人がイラク人であるとの情報もあります。

一方、マヤーディーンと同じデリゾール県にあるオマル油田に隣接する米軍基地で爆発音が聞こえたと報じられました。イラク抵抗組織の消息筋も、シリア国境に近い同国西部の複数の地域で爆発があったと伝えました。いずれも人的被害などの詳細は明らかになっていません。

イラクのアハド・テレビも、米軍が同国西部のアンバール県を攻撃したと伝えました。

バイデン米大統領は一連の攻撃を、ヨルダンで米兵3人が殺害されたことへの報復だとして、今後も攻撃を継続すると表明しました。その一方で、「アメリカは世界のどこでも戦争をすることは望んでいない」と述べました。

USCENTCOM・米中央軍もシリア・イラク両国への攻撃実施を認め、合わせて85の目標を攻撃したと明かしました。

イラクの抵抗組織は、昨年10月にシオニスト政権イスラエルがガザへの攻撃を開始して以降、地域にある米軍基地を攻撃対象にしています。

 


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