ヒズボッラー組織の無人機におびえるイスラエル軍幹部
6月 19, 2024 17:43 Asia/Tokyo
イスラム抵抗組織ヒズボッラーの無人偵察機がイスラエル占領地上空を飛行する様子を捉えた動画が、シオニストらに大きな衝撃を与えました。
ヒズボッラーはイスラエルの軍事的脅迫に対抗して、フドフド(=ヤツガシラ)と呼ばれる無人機1機をイスラエル北部に投入し、占領地ハイファ港の重要な軍事拠点の撮影に成功しました。
シオニスト系メディアは、この無人機に関する動画を非常に危険なものだと報じるとともに、イスラエル北部の重要な軍事拠点から公開されたこの無人機の動画について言及しました。
シオニスト筋はこの動画を、イスラエルがレバノンを攻撃した場合、その代償は小さくないというヒズボッラーからのメッセージであるとみなしています。同時に、ヒズボッラーの強さがイスラエル軍と治安部隊を驚愕させていることを認めました。
イスラエルメディアはまた、「この動画と画像の公開は非常に憂慮すべきものである」と報じるとともに、「ヒズボッラーは死傷者の動画を公開しなかったものの、その諜報能力を誇示した」としました。
このシオニスト筋は、今回の動画の公開時期についても、次のように強調しています。
「この動画の公開時期は決して偶然的ではなく、アモス・ホッホシュタイン米エネルギー担当特使のイスラエル・レバノン訪問と同時期に当たっている」
これに関連して、シオニストのアナリストであるヨッシー・メルマン氏は、「ヒズボッラーの戦略立案者たちは2006年の戦争以来、過去18年間にわたり我々の領土からの情報収集に成功しており、これは驚くべき成果である」との見解を示しました。
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