イスラエルが新たな入植地承認;10月7日は再び繰り返されるのか?
6月 29, 2024 15:38 Asia/Tokyo
シオニスト占領者政権イスラエルの内閣が、パレスチナ・ヨルダン川西岸地域の入植地を拡大する計画を承認しました。
イスラエルの安全保障内閣は、パレスチナ自治政府が管理する地域での入植地拡大というスモトリッチ財務大臣が提出した計画を承認しました。この決定によって、これより前に許可なく建設されていた入植地5カ所は合法になるとされました。
同内閣はまた、占領下に置く地域内でのパレスチナ自治政府関係者の移動を厳しく制限し、さらに彼らの特権や権限の一部を取り上げ、ベツレヘム東部と聖地ベイトルモガッダス・エルサレム南東部での自治政府の執行権限がなくなるとしました。
スモトリッチ氏は、「パレスチナ自治政府への制裁と入植地建設の強化は、パレスチナを承認しようとする全ての国に向けた明確なメッセージである。イスラエルの中心部にパレスチナ国家を樹立させることは、存在面での1つの脅威である。私はこのような悲劇的事態を許すことはない」と述べました。
スペイン、アイルランド、ノルウェーは今年5月、パレスチナを国家として正式に承認し、その後、スロベニア、アルメニア、ジャマイカもこれに続きました。これらのパレスチナ国家の承認は、シオニスト政権イスラエルに圧力をかけ対ガザ戦争を終わらせようとする行動の一環です。
シオニスト政権は、昨年10月7日にガザで行われた「アクサーの嵐」作戦よりこれまで、ヨルダン川西岸での大規模な入植地建設を加速し続けています。シオニスト政権軍および殉教、負傷させ、拘束しています。
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