イラク金曜礼拝導師、「我が国の若者はイスラエルと戦う準備ができている」
10月 14, 2024 14:51 Asia/Tokyo
イラク首都バグダッドの金曜礼拝導師が、「わが国の若者数千人にはシオニスト政権イスラエルと戦う準備があり、アメリカは西アジアの人々の敵だ」としました。
パールストゥデイによりますと、バグダッドで金曜礼拝導師を務める聡明な行動派イスラム聖職者の一人、セイエド・ヤスィーン・ムーサヴィー師は、同国シーア派権威のスィースターニー師にイスラエル政権が脅しかけているとしながら、イラクの若者数千人に同政権と戦う準備があると説明し、「スィースターニ師がイスラエル政権とその同盟者らの陰謀無効化に大きな役割を果たしている人物であるために、彼らはそのような影響力を断とうと企んでいる」と強調しました。
続けて、「米国とイスラエル政権は複数の目標を追求しているが、その中でも最も重要なものは、抵抗勢力をはじめとした西アジア地域のすべての力の支柱を滅ぼすことである。イスラエル政権の首相やその他の当局者らの発言からは、彼らの目標がパレスチナだけでもレバノンだけでもなく、パレスチナからイラクにわたる地域の全諸国の支配を望んでいることがわかる」と述べました。
そして最後を、「シーア派3代目イマーム・ホサインの末裔である我々は、敵に降伏することはない。これまでの間にも、数千人もの国内の若者が私に、イスラエル政権の占領地に出向いて彼らと直接戦う機会はいつになるかと、私に聞き続けている。もっとも、イスラエル兵らは戦線から逃げ出しているというニュースも聞かれる」と締めくくりました。
タグ