イスラエル・メディアが政権当局者の話として報道「イランからの攻撃はいつか?」
(last modified Sun, 03 Nov 2024 10:32:59 GMT )
11月 03, 2024 19:32 Asia/Tokyo
  • イスラエル・メディアが政権当局者の話として報道「イランからの攻撃はいつか?」
    イスラエル・メディアが政権当局者の話として報道「イランからの攻撃はいつか?」

イスラエル紙「マアリブ」は2日土曜、米CNNの報道として、「イランはイスラエルに対して『痛みを伴う断固たる対応』を計画中である」と伝えました。

【ParsToday西アジア】先月26日、イスラエルは緊張扇動に訴えてイランの首都テヘラン、南西部フーゼスターン、同イーラームの各州の一部軍事拠点を攻撃しましたが、イランの統合防空システムは迎撃とともに、イスラエル政権のこの攻撃的な行動に的確に対処しました。

ファールス通信によりますと、イスラエルのメディアは2日、政権高官の話として、「イランが攻撃を実行するかどうか、また実行する場合はいつ、そしてどこからやるかについてイランの意思決定プロセスを注視・追跡している」と報じました。

また、イラン最高指導者のハーメネイー師が2日の演説で「イラン国民に対するシオニスト政権と米国のいかなる行動も、断固たる手痛い報復を受けるだろう」と語ったことに触れ、「イスラエルに対するイランの攻撃は確実だ」「今回もイスラエルの軍事施設が標的となるだろう」などと分析しました。

一部のイスラエル・メディアは、イランの報復がアメリカの大統領選挙後になるとの推測を示しています。一方、マアリブ紙は2日、CNNの報道として、「イランは『断固たる手痛い報復』を計画しており、おそらく米大統領選前にイスラエルを攻撃するだろう」と報じました。

一方で、イランの情報筋は、次回の対イスラエル攻撃作戦「真の約束3」が複合作戦で、質・量ともに前回10月の「真の約束2」作戦の少なくとも2倍になるとの見通しを示しています。

在英アラビア語紙「アル・アラビー・アル・ジャディード」によりますと、「真の約束3」作戦は、ミサイルだけに限定されない複合的な作戦だとされています。同紙は、イランが次回のイスラエル攻撃に使用するミサイルは「過去2回の作戦のミサイルよりも大きく重い弾頭を搭載するだろう」としています。

 

 


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