シリアでの満場一致による政策が開始
12月 30, 2024 12:22 Asia/Tokyo
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シリアでの満場一致による政策がスタート
シリアの複数の省庁からシーア派の一派・アラウィー派である当局者の排除の波が始まったことで、この国の社会のいかなる民族・社会階層も排除しない、というシリア武装組織HTSタハリール・アル・シャームのジャウラ二最高幹部の約束は虚偽だったことが判明しました。
ジャウラ二HTS最高幹部が率いるシリアの新たな統治機関は以前、同国のいずれの民族集団や階層も排除しないと主張していましたが、先般において宗教・信条面の理由で排除されることになるシリア政府高官34名のネームリストを発表しました。
パールストゥデイによりますと、シリア情報筋はジャウラ二氏とその指揮下にある勢力因子が政府機関からアラウィー派の役人を排除する政策を実施していると発表しました。
この報道によりますと、ジャウラ二氏の政策は秘密裏に実行されているということです。
これに先立ち、シリア情報筋は、同国内の現実の90%はメディアでは報じられておらず、シリアの少数民族、特に沿岸地域に対するテロリストによる攻撃が激化していると発表しました。これに関連して、メフル通信はイラクのアル・マアルーマ通信の報道として「シリアでは10分ごとに拉致、暗殺、略奪といった攻撃が起きている。これまでのところ、シリア国内ではいくつかの抗議集会が開催されており、ジャウラ二氏とつながりのある勢力の侵略のもと、シリア国民の怒りは今後数日でさらに激化すると思われる」と報じています。
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