2025年に発生したパレスチナ人に対する攻撃は約2万4000件;占領強化を狙った政治プロジェクトの証拠
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シオニストは2025年にパレスチナ人に対して約2万4000件の攻撃を実行
ある民間団体が「シオニスト政権イスラエル軍とシオニスト入植者は2025年、パレスチナ人に対して約2万4000件の攻撃を行った」との報告を発表しました。
パレスチナ民間団体「壁と入植地抵抗委員会」(Wall and Settlement Resistance Commission)のムアイヤド・シャアバン委員長は「2025年中にイスラエル軍とシオニスト入植者はパレスチナの複数県においてパレスチナ人とその財産に対し2万3827件の攻撃を行った。これは、年間の攻撃件数としては前例のない増加規模である」と表明しています。
【ParsToday西アジア】イルナー通信によりますと、シャアバン委員長は、記者会見で2025年中のシオニスト軍と入植者によるこれらの攻撃について「イスラエル軍は1万8384件、入植者は4723件の攻撃を行っており、720件については共同で行われた」と強調しました。
また、2025年を「流血と計画と決意に満ちた年」と表現し、「イスラエルは植民地基地の拡大だけに行動を限定せず、覇権・支配の拡大を目指している」と指摘しています。
イスラエル政権は、包括的な軍事命令と所有権の不当なはく奪という行動を通じて、ヨルダン川西岸の約41%を支配し、C地区(行政も治安もイスラエルが実権を掌握している区域)の約70%に対する統制を強化した他、ヨルダン渓谷の90%以上を掌握しています。
C地区はイスラエルの占領地域であり、ヨルダン川西岸地区においてパレスチナ人支配地域(行政も治安もパレスチナ暫定自治政府が担うA地区および、行政はパレスチナ、治安はイスラエルが権限を持つB地区)の外側に位置する唯一の隣接地域です。これは聖地ベイトルモガッダス・東エルサレムを除くすべてのシオニスト入植地を含むヨルダン川西岸地区の約61%を占め、パレスチナ人によるこの地域の99%以上の立ち入りは禁止または厳しく制限されています。
シャアバン委員長は最後に「これらの数字はもはや現実を公平に描写したものではなく、本格的な占領に向けた政治プロジェクトの具体的な証拠に他ならない」と結びました。

