テヘラン駐在のトルコ大使が記者会見
7月 25, 2016 16:18 Asia/Tokyo
テヘラン駐在のトルコ大使が、イランとの二国間関係、クーデターに対するトルコ政府の措置に関する自国の政策について説明しました。
IRIB通信によりますと、トルコのハカン・テキン大使は、24日日曜、記者会見で、イランとトルコの大統領による電話会談について、「両者はこの電話会談で、地域問題における両国の更なる協力を強調した」と語りました。
ハカン・テキン大使は、「地域問題におけるイランとロシアの更なる協力に基づくトルコ大統領の表明は、一部の地域問題において両国は見解を異にしているが、トルコ政府は現状において対立を最小限にしようとしていることを示した」と語りました。
また、「イランの大統領、国会議長、外務大臣は、トルコの関係者との電話会談で、またメディアのインタビューの中で、はっきりとトルコの政府と民主主義を支持した」と述べました。
さらに、トルコのクーデター失敗は、トルコに民主主義が根付いていることを示すものだとし、「トルコ国民は、重要な局面に参加することで、トルコにおける団結や連帯をこれまで以上に強め、トルコ政府もギュレン師の支持者に対して強い意志を持って断固立ち向かっている」と語りました。
ハカン・テキン大使はさらに、「アメリカ当局は、クーデターに関与したという証拠を提示すれば、ギュレン師の引渡しを検討するとしている」とし、「クーデターの前、ギュレン師の引渡しの問題はアメリカに提示されていた。クーデター後、証拠文書が準備され、数日以内にアメリカ側に送られる」としました。