トルコのクーデター、サウジの関与が明らかに
9月 10, 2016 20:12 Asia/Tokyo
西側の情報筋が、サウジアラビアがトルコのクーデター未遂事件に関与していたことを示す重要な証拠を手にしました。
ヨーロッパのニュースサイトAMCは情報筋の話として、「サウジアラビアは、クーデター関係者を支持し、トルコの公正発展党を倒すために彼らと関係を確立することで、非常に危険な歩みを進めており、トルコとの関係を危険にさらしている」と伝えました。
この報告によりますと、サウジアラビアのムハンマド皇太子兼国防大臣がトルコのクーデター計画者と連絡を取っていたということです。
サウジアラビアのメディアはしばらく前から、トルコのエルドアン大統領に対して、批判的な立場をとっていました。サウジアラビアのアルアラビーヤテレビは、クーデターの首謀者とされるアメリカ在住のギュレン師とインタビューを行っています。
ギュレン師はこのインタビューで、エルドアン大統領を独裁者と呼んでいました。
アルアラビーヤテレビは、ムハンマド国防大臣の指示により、サウジのクーデター関与へのトルコ政府の疑いをあおっていたこのインタビューを、すぐさまインターネット上から削除しました。