イギリス外務省が、イランとロシアにシリア問題の解決を要請
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イギリスのジョンソン外務大臣が、イランとロシアに対し、シリア危機の解決と、同国北部アレッポでの国連による人道支援計画の実施を支援するよう求めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
11月 29, 2016 19:31 Asia/Tokyo
  • イギリス外務省が、イランとロシアにシリア問題の解決を要請

イギリスのジョンソン外務大臣が、イランとロシアに対し、シリア危機の解決と、同国北部アレッポでの国連による人道支援計画の実施を支援するよう求めました。

イスナー通信によりますと、ジョンソン外相は28日月曜、声明を発表し、「シリアに対する特別な影響力を持っているイランとロシアが、アレッポ東部での紛争の終結と、この地域の人々に対する国連の人道支援計画の確実な実施を支援する上で、自らの影響力を活用することを希望する」と語っています。

また、アレッポ東部における西側諸国のテロリスト支援政策については言及せず、「アレッポでの紛争に関係している勢力は、民間人に対し国際人道法に基づいて行動する義務がある」と述べました。

ジョンソン外相が、特にアレッポ東部の状況に懸念を示す一方で、イギリスを初めとする西側諸国の支援を受けたテロリストや武装組織は手痛い敗北を喫し、アレッポ東部の地域の3分の1を失っています。

イギリス外相湖の表明を行う中、、アメリカとイギリスの支援を受けた、いわゆる穏健派の武装組織は、テロ組織ヌスラ戦線の協力を得て、毎日アレッポ東部・西部の人々を迫撃砲により殺害しています。

さらに、アレッポ東部のテロリストは、シリアとその同盟国の軍の進軍に対し、この地域の人々を人間の盾として利用しています。

シリア軍は国際社会の代表として、テロリストとの戦いの最前線で戦っています。西側諸国は自らの利益のためにこれらのテログループを善悪の2つのグループに分けています。