シリア軍がアレッポ東部で勝利
11月 29, 2016 19:42 Asia/Tokyo
シリア軍が同盟国の協力により、北部アレッポ東部でのテロリストの封鎖を進めています。
レバノン・アルメナールチャンネルによりますと、シリア軍は同盟国と共に、28日月曜、アレッポ東部の複数の地区をテロリストの占領から解放しました。
これまで、10以上の地区が解放され、政府軍は東部でなおも進軍を続けています。
テログループはアレッポ西部に、一日に数十発のミサイルや迫撃砲を発射しています。
さらに、アレッポ東部の住民の脱出を阻止し、彼らを人間の盾として使用しています。
ロシア国防省はアレッポから8500人以上の市民が脱出したことを明らかにしました。
ロシア国防省は29日火曜、声明の中で、「アレッポから脱出した人々のうちおよそ4千人が子供だ」としています。
アレッポは2012年から東と西の二つに分断され、東をテロリスト、西を政府軍がコントロールしています。
シリア政府は、テロ対策において政府軍が化学兵器を使用しているとする西側の主張を否定しました。
シリアのミクダード副外務大臣は28日、「何の証拠もなく、西側の一部の団体によって提示されているテロリストへの有毒物質の使用に関するシリア政府への数々の非難は、全くの偽りであり、繰り返しの、共謀によるものだ」と表明しました。