サウジアラビアでシーア派の活動家3人に死刑判決
12月 01, 2016 18:36 Asia/Tokyo
サウジアラビアの裁判所が、シーア派の活動家3人に死刑判決を下しました。
プレスTVによりますと、この3人は、サウジアラビア東部カティーフのシーア派居住区の出身者だということです。
また別のシーア派の活動家1人にも、12年の禁固刑が言い渡されました。
これらの活動家は、政府に対して武器を使用して攻撃したとされています。
カティーフでは、ここ数年、聖職者や活動家、一般市民が次々に拘束されています。
サウジアラビアでの逮捕や死刑判決は、政治的な理由によって行われています。
サウジアラビアでの人権活動家や政治活動家に対する大規模な弾圧や、テロとの戦いを口実にした彼らに対する死刑判決は、国連事務総長やヒューマンライツウォッチ、アムネスティインターナショナルなどの人権団体の大規模な批判を招いています。