ＩＳＩＳがイラクの民間人を虐殺

テロ組織ＩＳＩＳが、イラク北部モスルで民間人１９０人を虐殺しました。

プレスＴＶによりますと、テロ組織ＩＳＩＳは、ニナワ州のモスルの市街地から出ようとしていた民間人１９０人を虐殺しています。

こうした中、アメリカ軍は２５日土曜、モスル西部の空爆で、数十名の民間人が死亡し、多数の負傷者が出たことを認めました。

イラクの政府関係者は２５日、数日前に行われたアメリカの戦闘機のモスル西部の空爆で、民間人数十人が死亡したと発表しました。

モスルの住民によりますと、３月１３日、１７日に、モスル西部の住宅地に対して２回の空爆が行われたということです。

ニナワ州知事も、１３０人以上の民間人が、アメリカのモスル空爆で死亡したと語っています。

ＩＳＩＳに占領されたモスルの解放作戦は、昨年１０月１７日から、イラクのアバディ首相の指示により開始しました。

これまでに、モスル東部は解放され、西部では解放作戦が続けられています。

また、イラクの義勇軍はＩＳＩＳの無人機２機をモスル南部で破壊しました。