アメリカ連合軍のシリア空爆で民間人42名が死亡
6月 28, 2017 15:02 Asia/Tokyo
アメリカ主導の有志連合軍の戦闘機が、シリア東部デリゾールで民間人42名を殺害しました。
レバノン・エルナシュラのインターネットサイトによりますと、有志連合の戦闘機はデリゾールにあるテロ組織ISISの刑務所を空爆し、これによりISISに拘束されていたシリアの民間人42名が死亡しました。
数名が重体となっていることから、この空爆による死者の数はさらに増える可能性があります。
シリアの人権監視団体の幹部によりますと、デリゾールのISISの刑務所に対する26日月曜の攻撃で、テロリスト15人も死亡したということです。
また、目撃証言が伝えたところよりますと、アメリカ主導の有志連合軍の戦闘機はシリア北部ラッカの市街地を空爆しました。
この目撃証言によりますと、有志連合軍の戦闘機はラッカのISISの拠点ではなく、住宅を空爆しており、これまでに多くの民間人が死傷しているということです。
この数ヶ月間、シリアの民間人に対する有志連合の犯罪は激しさを増しており、毎日数十人のシリアの民間人が、各地、特にラッカとデリゾールで死亡しています。
アメリカの戦闘機は先月22日、シリア北東部アルマヤーディーンに対する空爆を開始し、これにより、これまでに子供82人、女性70人を含む民間人189人が死亡しています。
この攻撃は常に、シリア政府や人権擁護団体の抗議に直面しています。
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