世界保健機関、「イエメン人20万人がコレラに感染」
6月 28, 2017 19:33 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関が、イエメンにおけるコレラの蔓延をかつてないほどのものだとして、これまでにイエメン人20万人がコレラに感染しているとしました。
イルナー通信によりますと、世界保健機関は、これまでにイエメンで1300人がコレラにより死亡しているとしました。
サウジアラビアのイエメン攻撃、水道施設などのイエメンのインフラの破壊が続いていることから、コレラはイエメンで急速に拡大しています。
また、別のニュースでは、サウジアラビアの戦闘機が27日火曜、イエメン南部タイズ州を攻撃し、これにより少なくとも民間人10名が死亡、数名が負傷したと伝えられています。
サウジアラビアは断食明けの祝祭が始まってから、イエメン各地への攻撃を増やしています。
2015年3月の、サウジアラビアのイエメン侵略の開始からこれまでに、イエメン人1万2千人以上が死亡、数万人が負傷し、数百万人が難民化しています。
また、サウジアラビアの軍事侵攻により、イエメンは深刻な形で食料や医薬品の不足に直面しています。
タグ