WHO、「イエメンでのコレラによる犠牲者数が1700人を突破」
7月 13, 2017 19:56 Asia/Tokyo
WHO・世界保健機関が、「イエメンでは、現在までに32万人がコレラに感染しており、既に1742人人がコレラで死亡したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、WHOは12日水曜、「イエメンの人々は清潔な飲料水を入手できず、この問題がイエメンでのコレラ蔓延に拍車をかけている」と表明しています。
サウジアラビアのイエメン攻撃、そして特に配水網を初めとする同国のインフラの破壊が続いていることから、イエメンでは急速にコレラが蔓延しています。
サウジアラビアは、アメリカの支援を受けて、イエメンのハーディ元大統領を政権に復権させるため、2015年3月からイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この軍事攻撃で、これまでに1万2000人以上のイエメン人が死亡したほか、多数が負傷し、または住む家を失っています。
サウジアラビアの攻撃により、アラブの最貧国のイエメンは食糧や医薬品の深刻な不足状態に直面しています。
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