イラクで、アメリカ軍の攻撃により、一家数名が死亡
8月 14, 2017 16:44 Asia/Tokyo
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イラクで、アメリカ軍の攻撃により、一家数名が死亡
イラクで、アメリカ主導の有志連合軍の戦闘機の攻撃により、イラク人の一家が死亡しました。
メフル通信によりますと、イラクのメディア筋は、テロ組織ISISへの対抗を目的としたアメリカ主導の有志連合軍の戦闘機が、テロリストとの戦いを口実に、イラク西部アンバール州のある地域を爆撃したと発表しました。
有志連合軍は先週月曜にも、イラクとシリアの国境地帯にある、シーア派民兵組織アルハシャド・アルシャアビーに関連するあるグループの拠点を攻撃し、これにより、民兵およそ35名が死亡し、数十名が負傷しました。
イラクのアバディ首相は、「アメリカ主導の連合軍は、イラク政府の許可なしにイラク領内で軍事作戦や空爆を行うことはできない」と語りました。
シリアとイラクにおける、これまでのおよそ2年間にわたる有志連合軍の戦闘機による一連の作戦で、多数の民間人が死亡しています。
シリア政府も、これまでに何度も国連安保理に対し、国連の枠外でシリア政府の要請なしに結成されたこの有志連合軍の活動の停止と同軍の解散を求めています。
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