EU上級代表、「EUはエルサレムをイスラエルの首都として認めない」
12月 11, 2017 23:38 Asia/Tokyo
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モゲリーニ上級代表、ネタニヤフ首相
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表が、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相との共同記者会見で、EUは、ベイトルモガッダス・エルサレムをイスラエルの首都として認めない、と語りました。
ロイター通信によりますと、モゲリーニ上級代表は、ベルギー・ブリュッセルでネタニヤフ首相の面前で、「これに関する最悪のシナリオは、聖地や地域における暴力や緊張の拡大である」とし、「このような行動は、地域における過激派への贈り物となる」としました。
今回の記者会見で、ネタニヤフ首相も、「EU加盟国の多くは、エルサレムをイスラエルの正式な首都として認めることが予想される」と主張しました。
こうした中、ヨーロッパ諸国の多くは、エルサレムをシオニスト政権の首都に認定したアメリカの今回の決定を非難しています。
アメリカのトランプ大統領は今月6日、地域や国際社会の大規模な反対を押し切る形で、エルサレムを正式にイスラエルの首都として認めるとともに、現在テルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転させる」と表明しています。
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