パレスチナの若者2人がイスラエル軍の攻撃で殉教
1月 12, 2018 17:38 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル軍がガザ地区南部とヨルダン川西岸を攻撃し、これによりパレスチナ人の若者2名が殉教しました。
パレスチナの各メディアは、11日木曜、「16歳のパレスチナ人が、ガザ地区南部で、シオニスト政権軍の銃撃により殉教した」と発表しました。
パレスチナ保健省も、ヨルダン川西岸のナブルスの南部で、パレスチナ人の若者一人が重傷を負い、死亡したと発表しました。
シオニスト政権軍は、9日火曜夜、ナブルス南西部の発砲で入植者1人が死亡したことを口実に、ナブルス各地を襲撃しました。
アメリカのトランプ大統領が、昨年12月、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権の首都と正式な形で宣言し、大使館をテルアビブからベイトルモガッダスに移転するよう指示した後、パレスチナではこの決定に抗議する中でのインティファーダ・抵抗運動が開始されました。
この抵抗運動の開始からこれまで、21人のパレスチナ人が衝突の中で殉教し、また少なくとも3200人が負傷しています。