アラブ連盟が、聖地ベイトルモガッダスをめぐり、グアテマラを批判
3月 09, 2018 17:38 Asia/Tokyo
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アラブ連盟のアブルゲイト事務局長
アラブ連盟のアブルゲイト事務局長が、シオニスト政権イスラエルのテルアビアブにある大使館の聖地ベイトルモガッダスへの移転を決定したグアテマラを批判しました。
ロシア・スプートニク通信が8日木曜、報じたところによりますと、アラブ連盟のアフィフィ事務局長報道官は、声明を発表し、「アラブ連盟のアブルゲイト事務局長は、グアテマラのモラレス大統領にあてた緊急メッセージの中で、同大統領に対し、グアテマラ大使館の聖地への移転決定を取り消すよう求めている」としました。
また、「アラブ諸国とグアテマラの関係を維持するには、同国大使館の聖地への移転の決定の取り消しが必須だ」としました。
アメリカのトランプ大統領は昨年12月6日、聖地ベイトルモガッダスをイスラエルの首都として正式に認定するとともに、テルアビブにあるアメリカ大使館の聖地への移転決定を発表しました。
この決定は、パレスチナ人の大規模な反発を引き起こすとともに、世界各地の抗議を招いています。
モラレス大統領は昨年2月25日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した後、グアテマラ外務省に対し同国の大使館をテルアビブから聖地に移転するよう指示を出しました。
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