シリア・ホムスの軍用飛行場にミサイル攻撃
4月 09, 2018 19:30 Asia/Tokyo
シリア中部ホムスにある軍用飛行場がミサイルによる攻撃を受けました。
シリアのサナ通信によりますと、シリアの軍事筋は、「シリア軍の防空システムが、T4軍用飛行場に発射されたミサイル8発を撃墜した」と語りました。
さらに、「このミサイル攻撃で、複数の死傷者が出た」としています。
シオニスト政権イスラエルのリーベルマン戦争大臣は、ホムスの空軍基地に対するミサイル攻撃を暗に認める発言を行いました。
リーベルマン戦争相は、イェディオトアハロノトのインタビューで、「イスラエル空軍は、シリアでの作戦から戻った」と語りました。
ロシア国防省も、「イスラエルの戦闘機2機が、9日月曜未明、ホムスにあるシリア空軍基地を攻撃した」と表明しました。
ホムスにあるT4軍用飛行場は、ホムスの東100キロの場所に位置しています。
この基地は、シオニスト政権の戦闘機の攻撃を受けていました。
ホムスの空軍基地がミサイル攻撃を受ける中、この数日、特にアメリカのトランプ大統領とフランスのマクロン大統領による会談が行われた後、アメリカのシリア攻撃に関する憶測が高まっていました。
シリア危機は重要な局面を迎えており、テロ組織の勢力が急速に弱まっています。
シリア政府軍の東グータ地区の作戦は、ドゥーマからのテロリストの追放によって最終段階に入っています。
このような状況の中で、アメリカとその同盟国は、再び、シリア政府による化学兵器使用の主張を提起しました。
シリア政府は、この主張を否定しています。