イラクとシリアで、有志連合軍により、民間人892人が死亡
6月 01, 2018 20:22 Asia/Tokyo
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有志連合軍の戦闘機
アメリカが主導する対ISIS有志連合軍が31日木曜、報告の中で、2014年から始まった有志連合軍の攻撃により、シリアとイラクで民間人892人が死亡したことを明らかにしました。
今年4月に出された報告では、有志連合軍の攻撃によりシリアとイラクの民間人883人が死亡したことが明らかにされていました。
NPO・エアウォーズの報告では、イラクとシリアで有志連合軍の空爆により、民間人3千人以上が死亡していることが示されています。
アメリカはここ数年間、テロ組織との戦いを名目に、シリアとイラクの民間人を数回にわたって攻撃しました。
2014年8月からこれまでに有志連合軍は、シリアとイラクに2万9千回以上の空爆を行いました。
シリア政府は、数回にわたって国連の事務総長と安保理の議長へ宛てた書簡の中で、シリアにおける有志連合軍の犯罪を停止させるよう求めています。
有志連合軍は、アメリカのオバマ前大統領の時代に、イラクとシリアに拠点を置いたテロ組織への対策を口実に結成されましたが、公式報告によりますと、アメリカとその西側及びアラブ諸国の同盟国は、テロ組織を設立し、テロ組織に資金面や兵器面での支援を行う主要な国々とされています。
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