サウジアラビアへの直接投資額が減少
6月 10, 2018 19:03 Asia/Tokyo
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サウジアラビアへの直接投資額が減少
国連貿易開発会議の統計によりますと、サウジアラビアにおける外国の直接投資額が、この1年に減少していることが示されています。
アメリカの雑誌フォーブスによりますと、国連貿易開発会議は、サウジアラビアにおける外国の直接投資額が、2016年の75億ドルから、昨年には14億ドルに減少したと伝えました。
また、王族ら300人を逮捕し、保釈金として1070億ドルを受け取ったサウジアラビアのムハンマド皇太子の軽率な行動は、サウジアラビアの自由に対する疑念と、投資家にとっての不信感が膨らんだ要因とみられるとしました。
こうした中、サウジアラビアは、この3年間、イエメン戦争に1200億ドルの費用を拠出したことを受けて、経済問題の要因となったとして、外国人労働者数千人を追放しました。
先月にも、サウジアラビアの経済危機と財政赤字により、政府関係者は公立学校を民間部門に委託することになりました。
サウジアラビアは2014年半ばから、緊縮財政の実施を強いられています
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