国連、サウジアラビアの攻撃の継続によるイエメンでのコレラ再蔓延について警告

国連のドゥジャリク報道官が、イエメンのインフラに対するサウジアラビアの攻撃による、３回目のコレラ蔓延の開始について警告しました。

サウジアラビアのイエメン攻撃は、２０１５年３月から開始されており、この攻撃でイエメンにある水道網をはじめとするインフラが破壊されています。

カタールの衛星通信アルジャジーラによりますと、ドゥジャリク報道官は、記者会見において、イエメンでのコレラの再度の蔓延について警告するとともに、イエメンで１１０万人がコレラへの感染の疑いがあるとされている、と語りました。

ドゥジャリク報道官によりますと、昨年４月末から現在までにイエメンでは２３００人以上がコレラにより死亡したということです、

また、別の報道によりますと、サウジアラビア軍の戦闘機が２２日水曜、イエメン西部ハッジャ州を爆撃し、これにより民間人３名が死亡、ほか数名が負傷したということです。