アメリカ民主党議員、「サウジ記者殺害にアメリカ大統領の娘婿が関与」
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クシュナー氏(中)とムハンマド皇太子(左)
アメリカ民主党のホアキン・カストロ下院議員が、サウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害に、アメリカ大統領の娘婿が関与していたことを明らかにしました。
カストロ議員は、CNNのインタビューに対し、「アメリカのトランプ大統領の娘婿のクシュナー氏は、カショギ氏をサウジアラビアの敵対者リストに加えたことで、このジャーナリスト殺害の張本人だといえる」と語りました。
カストロ議員によれば、クシュナー氏は情報機関の職員を介して、このリストをサウジアラビアのムハンマド皇太子に提供し、同皇太子はこのリストに基づいて行動したのだろうということです。
カストロ議員はまた、アメリカの情報機関関係者がこれに関して詳細に捜査することを求めました。
アメリカの治安当局は、これ以前にもクシュナー氏がムハンマド皇太子と密接な関係を持っている事に警告しています。
アメリカ民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員も、カショギ氏殺害に反応し、「アメリカと世界は、この事件に反応を示すべきだが、トランプ大統領にはその意思はないようだ」と述べました。
また、もう1人の民主党議員のクリス・マーフィー氏も、カショギ氏の殺害に関して嘘をついているとしてサウジアラビアを批判し、アメリカ政府がこの問題に反応を示すよう求めました。
カショギ氏は、今月2日にトルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入ったまま行方不明となっていました。
事件の数日後、トルコの政府とメディアは、総領事館内でカショギ氏が残忍な方法で殺害されたと表明していました。
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