サウジ皇太子が、カショギ氏殺害に関して世論騙しに融和を演出
10月 25, 2018 17:55 Asia/Tokyo
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サウジ皇太子
サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害事件の主要な容疑者とみなされている同国のムハンマド皇太子が、この犯罪から逃れるために世論騙しのため、この事件を卑劣なものだとして融和を演出するという行動に出ました。
タスニーム通信によりますと、ムハンマド皇太子は24日水曜、在トルコ・イスタンブール・サウジアラビア領事館内でのカショギ氏殺害事件への自らの関与から、世論の視線を外させるため、「この事件は、卑劣な犯罪であり、正当化できない」と語っています。
また、サウジアラビアでの経済会合でも演説し、「カショギ氏殺害にかかわった全ての犯罪者は処罰されるだろう」と述べました。
砂漠のダボス会議として知られるサウジアラビアでの経済会合は、同国のリヤドで23日火曜に開幕しました。
こうした中、この会合の参加予定者の多くが出席を取りやめたため、会場は空席が目立ち閑散としていました。
カショギ氏の殺害により、サウジアラビア政府は前代未聞の政治的な危機に直面しており、外国投資の誘致というサウジアラビアの政府関係者の希望は無残に打ち砕かれた形となっています。
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