トルコ大統領、「カショギ氏殺害の主要な実行犯を特定すべき」
12月 15, 2018 15:39 Asia/Tokyo
トルコのエルドアン大統領が、サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害の主要な実行犯を突き止める必要性を強調しました。
トルコの新聞イェニ・シャファグのインターネットサイトによりますと、エルドアン大統領は14日金曜、トルコ・イスタンブールにおいて、「現在までに入手されている殺害時の様子を収録した音声ファイルによれば、サウジアラビアのムハンマド皇太子の側近らが、カショギ氏の暗殺に積極的に関わっていたと判断できる」と語りました。
また、「サウジアラビアの検事総長はわが国を訪問していたにもかかわらず、カショギ氏殺害に関するごくわずかな情報すら提供しようとしなかった」と指摘しました。
ジャマル・カショギ氏は、サウジアラビアの反体制派ジャーナリストで、今年10月2日にトルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に手続きのため入ったまま、行方不明となりました。
サウジアラビア政府は同月20日、事件発生から18日間にわたる沈黙と否認を続けた末、ついに国際社会の圧力に押された形で、サウジアラビア総領事館内でのカショギ氏殺害の事実を認めるに至りました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ