「人類の瞳」のイエメン人少女が、サウジでの1年間の拘束後に釈放
12月 22, 2018 16:29 Asia/Tokyo
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イエメン人少女ブサイナ・アル・リーミーちゃん
「人類の瞳」として知られるイエメン人の少女が、サウジアラビアでの身柄拘束後1年ぶりに、同国との捕虜交換協定に基づき釈放されました。
IRIB通信によりますと、この少女はイエメンの首都サヌアで、サウジアラビア主導のアラブ連合軍による空爆で負傷したブサイナ・アル・リーミーちゃん(5)です。
ブサイナちゃんは21日金曜、釈放後父方のおじの家族とともに、イエメンの首都サヌアに戻りました。

ブサイナちゃんは、昨年8月25日のアラブ連合軍の戦闘機の爆撃で、両親と兄弟5人の家族全員を失い、瓦礫の下から助け出された後、顔全体が負傷で大きく腫れ上がり、両目もふさがった状態でした。彼女が指でまぶたを押し上げて周囲を見つめようとした仕草により、「人類の瞳」として知られるようになりました。
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