パレスチナ自治政府、「バーレーン会合は失敗する」
6月 25, 2019 18:24 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のムハンマド・シュタイヤ首相が、バーレーン・マナーマでの反パレスチナ会議を非難し、このような会合は決して成功しない、としました。
イルナー通信によりますと、シュタイヤ首相は24日月曜、「パレスチナがこの会合の開催に反対し、それへの不参加を表明していることから、この会合の合法性はなくなっている」と述べています。
パレスチナの処遇をめぐる「世紀の取引」を議題とした、バーレーンでの会合は25日火曜、同国の首都マナーマで開幕します。
この会合は、「世紀の取引」実施の第1段階となる見込みです。
この数週間にわたり、レバノンやイラク、中国、ロシアなどのイスラム諸国やイスラム圏外の諸国の多くが、今回の会合への参加をボイコットしています。
ヨルダン川西岸地域でも、数千人のパレスチナ人がマナーマでの経済会合と「世紀の取引」と非難し、抗議デモを行いました。
「世紀の取引」は、アメリカ政府側による新たな計画であり、これはパレスチナ人の権利を剥奪するものとなっています。
この計画は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などの一部のアラブ諸国の協力により企画されたものです。
この計画によれば、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムはシオニスト政権イスラエルに委譲され、パレスチナはガザ地区とヨルダン川西岸地域のみの領有権を有することになります。
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