国連事務総長が、カショギ氏殺害の実行犯の処罰を要請
9月 04, 2019 19:45 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト・カショギ氏殺害の実行犯を処罰するよう要請しました。
トルコのアナトリア通信によりますと、国連のドゥジャリク事務総長報道官は、「グテーレス事務総長の立場は当初からはっきりしている。何度も、トルコ・イスタンブールで起きたサウジ反体派記者カショギ氏の殺害に関与した人々の処罰の必要性を強調してきた」と述べました。
これ以前に、国連の超法規的殺人に関する特別報告者のアニエス・カラマール氏も、「カショギ氏の殺害は違法かつ意図的な殺人だ。そして、その責任者はサウジアラビア国王である」と述べていました。
サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏は2018年10月2日在トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館に入ったあと行方不明になりました。サウジアラビアの政府関係者は事件発生当時から数週間に渡り、カショギ氏殺害の可能性を否定していましたが、最終的に同氏がサウジ総領事館内で殺害された事実を認めざるを得なくなりました。
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