パレスチナ自治政府が、米とイスラエルに警告
12月 08, 2019 17:31 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のアッバス議長が、アメリカとシオニスト政権イスラエルに対して、この2つの政権との協力を停止するとして再度脅迫しました。
アッバス議長は、「入植地拡大を目的としたパレスチナ人への迫害や土地の接収が続く場合、アメリカやイスラエルとの合意協定のすべてを破棄する」と述べています。
また、「イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ・ヨルダン川西岸をイスラエル領に併合しようとしているが、このような決定が実行されれば、アメリカ・イスラエルとの間に締結した合意という形での相互関係はすべて無効になったとみなされ、当自治政府は今すでにその瞬間に備えた用意ができている」と語りました。
ネタニヤフ首相は先日、「今度の選挙で勝利し、新内閣を組閣する場合には、ヨルダン川西岸地域のシオニスト入植地区およびこの地域の重要な部分をイスラエルに併合する」と宣言しています。
イスラエル議会のアイェレット・シャケド議員も、ヨルダン川西岸地域の一部のイスラエル併合に関する草案を提出しており、「ヨルダン川西岸地域の一部をイスラエルに併合する政策の下地は整っており、アメリカもこの措置に賛成している」と述べました。
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