イスラエルによるパレスチナ軍事占領で、逮捕者は累計100万人
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イスラエル軍により逮捕されたパレスチナ人
パレスチナ捕虜問題研究センターは、1948年にパレスチナが軍事占領されて以降、シオニスト政権イスラエルによって逮捕されたパレスチナ人はおよそ100万人、また1987年の第一次インティファーダから現在まで、34万3000人が逮捕されたと発表しました。
パレスチナのシャハーブ通信によりますと、パレスチナ捕虜問題研究センターのリヤズ・アルアシュガル報道官は8日日曜、次のように語りました。
「(イスラエルにとって)逮捕・収容はパレスチナの人々を罰して鎮める道具のひとつである。この方法は依然として続けられ、さまざまな階層のパレスチナ人が逮捕されている」
同報道官はまた、「占領者であるシオニストたちは、これら多数の人々を収容するために多くの刑務所や留置場を建設した。その筆頭がイスラエル南部ネゲブ砂漠にある刑務所だ。何万人ものパレスチナ人が収容され、中には刑務所内で亡くなった者もいる」と指摘しました。
同氏はさらに、「第二次インティファーダ(イスラエル占領地におけるパレスチナ住民の組織的抵抗運動)が始まるまでの1994年~2000年に1万人のパレスチナ人が逮捕され、第二次~2015年10月の第三次インティファーダにかけては2万6000人が逮捕されている」と続けました。
イスラエルの刑務所には現在5700人のパレスチナ人が収容されており、うち250人は未成年、47人は女性です。
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