イドリブ情勢
シリア軍が、国内3県の276市町村を掌握
3月 08, 2020 06:39 Asia/Tokyo
シリア軍がこの数週間で、同国のイドリブ、アレッポ、ハマーの3県の広範な地域の掌握に成功しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、シリアの人権団体は「シリア軍は、これまでの51日間における対テロ作戦において、ハマー、イドリブ、アレッポ3県の276市町村を掌握した」と表明しました。
この報道によれば、シリア軍は過去51日間にわたり3県で作戦を展開、この中でトルコ兵73人、テロリスト1138人が死亡したということです。
トルコ軍側の死者の多くは、イドリブでのトルコ軍とシリア軍の衝突によるものでした。
これらの衝突で直近のものは先月27日に発生しており、シリア北部・イドリブへの空爆でトルコ兵33人が死亡しました。
トルコ・シリア間の苛烈な衝突で多数のトルコ兵が死亡したことを受け、トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領がイドリブでの停戦に合意、現在両者の戦闘は停止されています。
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