サウジアラビアの刑務所で、女性活動家に拷問
(last modified Tue, 05 May 2020 08:38:58 GMT )
May 05, 2020 17:38 Asia/Tokyo
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    サウジアラビアの刑務所で、女性活動家に拷問

カタールの国営衛星通信アルジャジーラ・テレビは、サウジアラビア西部の都市ジェッダの刑務所に拘禁されている女性への拷問に関するドキュメンタリー映像を放映しました。

「ザハバーン刑務所の女囚たち」と題されたこのドキュメンタリーでは、刑務所で拷問を受けた活動家の1人、イエメニー・ディサーイ氏が、ハーイェル大学の警備員により自分はザハバーン刑務所近くにあるサウジアラビア王子の一人が所有する拷問所に移送されたと語っています。

サウジアラビアの女性活動家ラジン・アルズロル氏の姉妹であるアリヤ・アルダズロル氏は「ラジンは拷問にかけられている。罪を自白したわけではなく、サウジ政権の人物が拷問を楽しむためにだ」と語っています。

サウジアラビアの女性活動家の一人、サハール・アルファイフィ氏もまた、刑務所の看守らが一人の女性に対し、精神的に拷問をかけ、自白強制のためとして、この女性を裸にし撮影していたことを強調しています。

このドキュメンタリーによりますと、サウジアラビアのザハバーン刑務所に拘禁されている他の女性たちも性的嫌がらせを受けています。

現在、サウジアラビアのムハンマド皇太子の政策を批判する数十人の社会活動家が拘禁されています。

 

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