PLO執行委員会事務局長、「国際社会はシオニスト政権によるヨルダン川西岸併合を認めてはならない」
(last modified Sat, 30 May 2020 09:49:49 GMT )
May 30, 2020 18:49 Asia/Tokyo
  • サーイェブ・アリカット事務局長
    サーイェブ・アリカット事務局長

PLOパレスチナ解放機構執行委員会のサーイェブ・アリカット事務局長は、すべての国に対し、シオニスト占領政権によるヨルダン川西岸地域併合計画を阻止するため、真剣な措置を講じるよう求めました。

IRIB通信によりますと、アリカット事務局長は、EU欧州連合加盟国および世界各国代表と個別に外交会談を展開し、国際法に違反する占領者の責任を追及し、処罰するよう求めました。

シオニスト政権イスラエルは、米トランプ政権が聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権の首都として承認し、続けて米国大使館をテルアビブからエルサレムに移転した後、こうした支援を背景に今度はパレスチナ・ヨルダン川西岸地域の30%を公式に占領地に併合しようと目論んでいます。

この措置は、「世紀の取引」と名付けられた米国の反パレスチナ計画に含まれています。

聖地エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都として公認すること、ヨルダン川西岸地域の30%をイスラエルに併合すること、パレスチナ難民の祖国帰還の禁止、パレスチナの完全な武装解除、これらは悪名高い「世紀の取引」計画の重要条項となっています。

 

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