OICが、パレスチナ人捕虜の釈放を強調
7月 21, 2020 18:02 Asia/Tokyo
-
イスラエルの刑務所に収監中のパレスチナ人
OICイスラム協力機構が、国連とICRC赤十字国際委員会に対し、占領地イスラエルでの新型コロナウイルスの蔓延を理由として、シオニスト政権イスラエルにパレスチナ人捕虜の釈放を迫るよう求めました。
イルナー通信によりますと、OICは20日月曜、声明を発表し、イスラエルの刑務所に収監中のパレスチナ人全員に対する支援および、彼らの権利の恒常的な侵害の停止の必要性を強調しました。
また、占領地内の刑務所に収監されているパレスチナ人捕虜の劣悪な状況に触れ、捕虜の一部の新型コロナウイルス感染と、彼らが治療を受けられない実態に懸念を示しました。
さらに、収監中のパレスチナ人捕虜数千人の生命の責任はイスラエル政府にある、としています。
パレスチナ人捕虜・元捕虜情報伝達・広報渉外担当のムワッファグ・ハミド氏も、これらの拘留施設内の衛生状態の把握を目的とした、イスラエル領内のパレスチナ人収監施設への国際医師団の緊急派遣を要請しています。
これに先立ち、イスラエルの収容所におけるパレスチナ人捕虜の劣悪な状況および過密状態、並びにこれらの捕虜の新型コロナウイルスへの感染の危険性に関する、複数の報告が発表されています。
イスラエル政権の刑務所では、政府側の配慮不足により、パレスチナ人4人が新型コロナウイルスに感染しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/
タグ