レバノンシーア派組織、「イスラエルの対レバノン攻撃は抵抗軍への恐怖感が原因」(動画)
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーが、同国南部に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃に反応し、「シオニスト政権は抵抗軍の報復を恐れ錯乱状態になっている」と表明しました。
イスラエル軍が27日月曜、レバノン南部の丘陵地帯及び占領地ベエル・シェバの農地を攻撃しました。
この攻撃の後、イスラエルのメディアの一部は「ベエル・シェバの農地において、ヒズボッラーとイスラエルの間で砲撃戦がなされた」と報じています。
アルアーラム・チャンネルによりますと、ヒズボッラーは27日月曜、声明を発表し、イスラエルメディアの報道内容を否定するとともに、「被占領地パレスチナ内部にまでのり込んでの作戦や抵抗軍兵士の殉教・負傷に関するイスラエル・メディアの主張は、事実とは異なっており、空想上かつ偽りの勝利を捏造するためのシオニストの工作に過ぎない」と表明しました。
この声明ではさらに、「レバノン国境地帯で、占領軍やシオニスト入植者らは、ヒズボッラー側の戦士1名を殉教にいたらせたという犯罪に対する抵抗軍の反撃を強く懸念し、恐れおののいている。このため、レバノン国境における占領軍と入植者らの恐怖、臨戦準備、ヒズボッラー戦士1名を殉教させたという犯罪への抵抗軍の反撃への強い懸念、これらが、シオニスト政権がメディア空間や戦場で恐れおののき錯乱している原因である」とされています。
ヒズボッラーはまた、「抵抗軍は全く応戦しておらず、イスラエル政府側の言い分はすべて誤りであり、この砲撃は一方的なものだった」としました。
そして、「当組織の戦士1名の殉教及び、レバノン国境の集落における28日火曜の民家への爆撃を、抵抗軍は決して無反応でいることはなく、必ずこれに報復する」としています。
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