パレスチナ解放民族戦線、「アラブ連盟は背信国家の手先」 
(last modified Thu, 10 Sep 2020 09:47:04 GMT )
9月 10, 2020 18:47 Asia/Tokyo
  • パレスチナ解放民族戦線
    パレスチナ解放民族戦線

PFLPパレスチナ解放人民戦線が、「アラブ連盟は属国や背信国家の手先・道具に成り下がり、そうした国の政策を実践している」と表明しました。

ファールス通信によりますと、PFLPは10日木曜、声明を発表し、「アラブ連盟会合で、シオニスト政権イスラエルとUAEアラブ首長国連邦の関係正常化に対する非難決議採択が見送られた」とし、このことで改めてアラブ連盟の無責任さと空虚な存在ぶりが浮き彫りになった」としています。

また、「アラブ連盟はUAE寄りの立場を採っており、UAEやその他の諸国がイスラエルとの関係正常化やイスラエルの正式承認に向けて動くよう奨励している」としました。

さらにこの声明では、PLOパレスチナ解放機構やその他のパレスチナ国民組織のすべてに対し、アラブ連盟の立場への対抗を求めるとともに、対イスラエル関係の正常化を認めないよう呼びかけています。

一部のアラブ諸国は、9日水曜のアラブ連盟会合において、パレスチナが出したUAEとイスラエルの関係正常化に対する非難決議草案を拒否しました。

トランプ米大統領によるUAEとイスラエルの関係正常化工作の結果、先月13日に両者は外交関係の正常化に合意しました。

 

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