聖地メッカ 7カ月ぶりに礼拝再開 小巡礼も人数制限緩和へ
10月 19, 2020 19:41 Asia/Tokyo
サウジアラビア当局は18日日曜、新型コロナウイルス感染者数の伸びが緩やかになったとして、イスラム教の聖地メッカ(Mecca)の聖モスク(Grand Mosque)内での礼拝を7か月ぶりに再開し、時期を問わずに行われる小巡礼「ウムラ(Umrah)」の人数制限を最大1万5000人に緩和すると発表しました。
AFP通信が19日、伝えたところによりますと、ウムラは今年3月、新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)を受けて停止されていました。その後、当局は今月初めに国民と地元住民に対象を限定し、1日当たり6000人まで巡礼を許可していました。
今回の措置は緩和の第2段階に相当します。また、11月1日から適用される第3段階では、海外からの巡礼も認められるとしています。
ただし、当局は広範な健康上の注意を呼び掛けており、聖モスク内での礼拝にはマスク着用が必要となります。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ