イラク前首相、「米国は、イラクからの米軍撤収阻止のためあらゆる手段を駆使」
12月 05, 2020 16:35 Asia/Tokyo
イラク前首相だったアブドルマハディ氏が、「アメリカ政府は、米軍のイラク撤退を阻止するため、あらゆる手段を尽くした」と語りました。
ファールス通信が5日土曜、報じたところによりますと、アーデル・アブドルマハディ前イラク首相は、「トランプ現米政権は、イラク議会が可決した米軍追放案の実施を阻止すべく、イラク政府に多大な圧力をかけてきた」と述べています。
また、「トランプ政権の発足から10ヵ月後、アメリカ政府は、正当な論拠の必要のない自らの法規や行動、国家間の関係を変更した」としました。
さらに、「ソレイマーニー・イスラム革命防衛隊司令官および、アルムハンディス・イラク民兵組織副司令官の我が国でのテロ暗殺で、アメリカはすべての超えてはならない一線を越えてしまった」と語っています。
今年1月3日、イラク政府関係者の正式な招待により同国を訪問中だった、ソレイマーニー・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊司令官は、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアルムハンディス副司令官および、ほか8名の同行者らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米テロリスト軍によりテロ暗殺され、殉教しました。
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