イラク、同国民に対するウラン使用を理由に国際法廷に米を提訴
12月 14, 2020 21:24 Asia/Tokyo
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米によりのウラン使用
イラク議会の対外関係委員会の顧問は、イラクの主権を侵害し、イラク国民に対してウランを使用したとして、米国に対する訴訟を発表しました。
イラク議会の対外関係委員会の顧問であるアル・ラカビ氏は14日月曜、イラクの通信社マアルーマに対し、イラクの主権を侵害し、劣化ウラン弾を使用したとして、スウェーデンとドイツの裁判所で米国を訴えると語っています。
また、スウェーデンとドイツの裁判所での訴訟は、国際レベルでの対米訴訟を保証することになる、としました。
1991年と2003年のイラク戦争で、米軍が数百トンの劣化ウラン弾を使用したことに関する多数の報告があります。
医療関係者は、劣化ウラン弾の使用がイラクでの癌の蔓延と奇形児の出生の主な理由であると考えています。
報告書によると、イラクのさまざまな都市の家族の約60%が、化学物質およびウラン物質に汚染されており、これは、イラクにとって主要な健康上の課題となっています。
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