赤十字国際委員会、「イエメン市民の多くがアラブ主導連合軍の攻撃により安全な飲料水を確保できず」
1月 11, 2021 17:19 Asia/Tokyo
赤十字国際委員会がイエメンでの醜悪な人道状況に反応し、「サウジアラビア主導アラブ連合軍の攻撃により、イエメン市民の多くは安全な飲料水を確保できていない」としました。
トルコ・アナトリア通信によりますと赤十字国際委員会は10日日曜、ツイッターで、「イエメン国民全体の3分の2は、保健衛生サービスや安全な飲料水のない状態にある」と表明しています。
サウジアラビアは、アメリカやUAEアラブ首長国連邦、そのほかの複数の国の支援を得て、2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、全面的に封鎖しています。
しかし、サウジアラビアとその同盟国は、イエメン国民の頑強な抵抗により、これまでサウジ寄りのハーディ元イエメン大統領の政権復帰という目標を達成できていません。
この期間中、主に女性や子供をはじめとした多数のイエメン人が、サウジアラビア軍戦闘機の空爆により命を落としています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj