イラク駐留米軍が2500人に減少
(last modified Sat, 16 Jan 2021 08:15:02 GMT )
1月 16, 2021 17:15 Asia/Tokyo
  • イラク駐留米軍の減少
    イラク駐留米軍の減少

アメリカ国防総省が声明を発表し、イラクに駐留するアメリカ軍の数が2500人にまで減少したことを明らかにしました。

ファールス通信によりますと、アメリカ国防総省は15日金曜、イラクに駐留する米軍の数が、3200人から2500人に減少したと発表しています。

一方で、アメリカ・テロリスト軍は同日、駐アフガン米軍の数が2500人に削減されたことを明らかにしました。

ミラー米国防長官代理はこれに先立ち、米政府がイラクとアフガンに駐留する米軍兵の数の削減を決定した旨を表明しています。

イラクの国民および団体の多くが、同国からの米テロリスト軍の撤退を求めており、イラク議会も昨年、イラクからの米軍追放案を可決しました。

昨年1月3日にイラク・バグダッド空港付近にて、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官と、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官が、米テロ政権の臆病なテロにより暗殺された後、イラク議会は同月5日にイラクからの米軍追放案を可決しました。

イランとイラクのこの両名の軍高官、およびその同行者ら8人は、2020年1月3日金曜朝、イラクの首都バグダッドの空港近くで米国による空爆でテロ暗殺され、殉教しました。

ソレマイーニー司令官は、イラク政府の招聘により同国を訪問していました。

多くの国や機関、団体がアメリカのこのテロ行為を非難しています。

アフガニスタンの人々と当局者も、米国主導の多国籍軍の自国からの撤退を繰り返し求めてきました。

アメリカとその同盟国は、2001年にアフガニスタンでのテロとの戦いや治安確保という名目で同国に侵攻しましたが、それ以来アフガニスタンでは情勢不安や、テロ、薬物生産が激増した形となっています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio