サウジ首都上空の航空機の飛行が停止
1月 24, 2021 03:36 Asia/Tokyo
複数の特殊航空管制基地が、サウジアラビア首都リヤドの国際空港上空の航空機の飛行が停止されたと発表しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、複数の特殊航空管制基地が、リヤド空港上空の航空機の飛行が停止され、同空港に着陸する予定だった全ての航空機はダンマーム空港に誘導されている、ということです。
その数時間前に、複数の情報筋は、リヤド市内で恐ろしい爆発音が聞こえたことを明らかにしています。
この爆発音は23日土曜朝、サウジアラビアのミサイル防衛システムが発射したロケット弾が、イエメンから発射された弾道ミサイルに命中したことによるものです。
サウジ主導アラブ連合軍がイエメンを軍事攻撃し、民間人を襲撃した報復として、イエメンの政府軍と義勇軍は、弾道ミサイルでサウジ領土の深部に攻撃をしかけています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、全面的に同国を封鎖しています。
この戦争により、これまでに1万6,000人以上のイエメン人が死亡したほか、数万人が負傷し、さらに数百万人のイエメン人が住む家を失い難民化しています。
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